●132 幸ある國 さちあるくに 〇かざせかざせかがやくひのはた

 表題:幸ある國(幸bる國))[幸ある国]
 読み:さちあるくに(さいわいあるくに)

 収録:(A)新男子音樂教科書 教授用書 第2編 若狭萬次郎編著 共益商社 1937(S.12).7.9=初 ◎Copy=(K32)
    (B)最新唱歌教科書 伴奏附 若狭萬次郎編 交響社 1928(S.3).4.13=初 ◎Copy=(K69) ※幸ある國
    (C)最新唱歌教科書(伴奏附) 若狭萬次郎編 日本樂器製造大阪支社 1927(S.2).4.1=初 ◎[A3-15],Copy=(K86) ※幸bる國

 記譜:単声(伴奏付き) ホ長調 2/4

 インチピット:ミファ|ソミファ|ソミファ|ソファレシ|レド

 曲:ギリシャ民謡曲(希臘民謡)
 編曲:(A)編著者(若狭萬次郎)
 詞:犬童球渓


[詞] ※新男子音樂教科書より

1.かざせかざせ輝く日の旗 樹(た)てよ樹てよ輝く日の旗
  心一つに力協(あは)せて
  汚すな日の旗旭の旗 護れや日の旗旭の旗
  見よ見よ見よ旭の旗
  汚すな日の旗旭の旗 護れや日の旗旭の旗

2.見よや見よやみ山の櫻を 愛でよ愛でよみ山の櫻を
  大和心の花と匂へり
  學べよみ山の櫻の花 讃へよみ山の櫻の花
  見よ見よ見よ櫻の花
  學べよみ山の櫻の花 讃へよみ山の櫻の花

3.仰げ仰げ秀(ひい)づる富士の嶺 見よや見よや秀づる富士の嶺
  此(たぐひ)また無き清き姿ぞ
  崇高(けだか)き心を共に學べ 清らの姿を共に習へ
  見よ見よ見よ富士の高嶺
  崇高き心を共に學べ 清らの姿を共に習へ

    ※(B)での相違点

2.愛でよ愛でよみ山の櫻を → 慕へ慕へ深山の櫻を

3.第3、5節 清らの姿 → 清けき姿を


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